2005年04月16日 (土) 23:59 | 編集

2005年4月16日
AM7:30過ぎ、列車は無事、重慶に到着。
夜中眠れず、以前買ったパンを食らい尽くす。
3時間ぐらいしか寝れんかった…。
でもあんまり眠くない。
重慶の火車駅。

外は雨。
旅で大荷物抱えて雨はキツイ。
しばらく駅前でブラブラしてると小降りになった。
駅で心臓バクバク言わせてるオレがいた。
なぜって…。
そう。
ついに新疆ウイグル自治区のウルムチゆきチケットを手にしたのである。
だが、勘違いしてはいけない。
ウルムチに行けるからドキドキしているワケではない。
自分のおバカさんぶりに、ドキドキしている。
これが、その時買ったチケットだ。

中国語で書いてあるのでよくわからないかもしれない。
注目すべきは、この点である。

…。
そう。
硬座。
座るのである。
重慶からウルムチまで。
手元に時刻表がなければ、ある意味幸せだったかもしれない。
しかし、私は知っていたのだ。
重慶→ウルムチが56時間かかるという事実を。
ちなみに、超初歩的な事ではあるが、もしかすると、このブログを幼稚園入園前のチビッ子達も見ているかもしれない。
あえて説明しよう。
なんと。
1日は24時間なのである。
56時間というと、丸2日+8時間なのである。
…。
知ってて座りの席を買う。
男や。
中国語で言うところの男子漢である。
(実際はただの貧乏旅人である事は内緒にしといてほしい)
もう1つ注目。
値段。
253元。
この頃1万円は780元ぐらいやったから、換算すると3243円!
こんだけで行けてしまうんである。
その距離3358km。
…。
ちなみに北海道から沖縄まで直線距離にして約3000kmだそうな…。
スゲーよ。
スゲーね。
それに硬座するオレも、かなりスゲーかもね。
そんなワケで駅でしばし自分のしでかした事にシビレていたワケだ。
駅で荷物を預ける。
4元。
重慶を散歩。
重慶は「山城」と言われるだけあって、どこ行っても坂、坂、坂である。
ここで生活すれば、きっと自然に痩せられそうである。
重慶駅を出てすぐも結構な階段が市場へ続いている。
写真はその途中で見た看板。
宣伝している品物は…。

なに?
イカサマ用品???
「隠形トランプ」
「パスワード・トランプ」
「隠形麻雀」
「パスワード・麻雀」
…。
なんでもそろっているらしい。
階段は市場へ続く。

ここでは市場も階段だ。
ここで毎日買い物をしていると、太股がかなり太くなりそうだ。
階段を抜け、フラリ、フラリ~。
いろいろ買い食いする。
屋台で蛋餅1元。
沁園ってケーキ屋で豆腐ケーキなるものを購入。
3元。
これウメー。
沁園。
重慶ではチェーン展開してて、いっぱいある。

豆腐ケーキ。

台湾老婆餅っての0.8元。
まじー。
こんなレトロなのか何なのか良くわからない建物もある。

山城重慶は、他の中国の都市と同じく、都会と昔の街並みが同居する街である。

で、歩き疲れてマクドでコーヒーと脆香鳥9.5元。
このブログの元になっている日記メモを、トイレを済ませたマクドで書いている。
AM10:00過ぎ。
あと出発まで丸1日。
何すっかなーーー??
とりあえず近くにあるネットカフェへ。
さて。
私が四川省の山奥へ行ってた間に、結構なにやら事件が起こっているようである。
日付を見てもらえば分る方もいるだろうが、中国の反日運動である。
知り合いからメールで安否の問い合わせとかが何通か来てる。
もともと反日感情を持つ中国人がいるのは知ってたから、別に気にも留めていなかったのだが、暇なのでネットで検索を掛けてみた…。
…。
え!?
各地で一万人とかのデモ?
何それ?
ヤバくねー?
オレ旅しててえーんかい?
…。
ネットで検索したページにはご丁寧に中国の地図入りで、いついつに、どこどこで何万人、何千人規模のデモやとか、日本料理屋が襲撃されたとか、日系百貨店が襲われただの、非常に詳しく且つ分りやすく説明してある。
どうやら、シャレにならん状況らしい。
が。
何とかなるやろう。
知らん。
知らん事にする。
オレ旅したいだけやもん。
とは言うモノの、若干脳裏に何万人もの人民がオレめがけて押し寄せてくる図が浮かんだり浮かばなかったり。
ま、人間なんざちっぽけなモンで。
死ぬ時は死ぬんや。
そんときゃ、そんとき。
困る事は困った時に困ろう。
これが私のモットーである。
ネットを出てブラついてると、地下鉄の駅を発見。
乗ってみる。
一律5元。
高けーよ。
地下鉄かと思ってたら、どうやら半分モノレールのような乗り物らしい。
途中から穴を出て崖っぷちのようなトコロも走った。
駅。

電車。

車内。

大pingってトコで降りる。
402路バスで沙ping唄ってトコまで行く。2元。
そこは歩行街(ホコ天)。

若者が多い。
さすが重慶である。
栄え方が今風である。
そっから何度かバス乗ったり降りたりしながら、近くのスポットを見物してまわる。
白公館を見た。
何やら、結構歴史にゆかりがあるらしい場所。
外から見た写真。


で、中はこんなカンジだ。



火車駅方面に戻る。
腹が減ったので昼メシ。
刀削面3.5元。
またさっきの豆腐ケーキ3元。
あいかわらずウメー。
そして豆腐がつくだけあって、食べててヘルシー感がある。
あと日本のモチみたいなもんをいただく。
人民大礼堂を見にいく。

人民大礼堂…ってコレかな?
なんかホテルっぽかったけど、他にそれらしい建物が無かった。
その後、駅近辺で宿探し。
ここで反日を初体験。
宿を探し出して料金にお互い納得すると身分証を見せる。
オレなら当然パスポートだ。
もちろん日本の。
すると、ここまで来て断ってくる。
さっきまで外国人でもOKとか言うてたクセにである。
「やっぱ、ウチ外国人アカンねん。」とか
「いやー、アンタ中国語ウマイから、外国人って言ってるけど冗談やろと思てましてん。」とか。
オイオイ。
いっぺん、しばいたろか!
いっぺんで足りんなら2へん、しばいたろか!
だが、捨てる神ありゃ拾う神あり。
そこの宿のダンナ。
「何言うてんねん。日本人も中国人も同じ人やろ。泊まれ、泊まれ。泊まってけ。」
…いやーーー。
ありがたい。
今日はちょっと身に染みてうれしい言葉。
ダンナ、軍隊用のダサいオーバーを羽織っちゃいるが、イカス!
キムタクだの反町だの言ってる場合じゃねー。
ダンナこそNo.1だよ。
カッコイーよ!
そんなカンジだ。
後ろで下僕の小姐2人が「いや…、今、日本人を泊めるなんて…」とかブツクサ言っているが、ダンナは耳を貸さない。
ステキや。
しかも35元。
都会にしてはお安い。
ちなみに。
普通の旅行客が泊まるちゃんとした(高い)ホテルならこんな苦労はいらないだろう。
オレが泊まる招待所と呼ばれる安宿は本来、外国人を泊めてはいけない事になっている場所だ。
だから、こちらもアカンと言われると、ハイそうですか、としか言えないのだ。
ま、何にしろ宿が決まって良かった。
もうあたりも真っ暗やし。
寝よ、寝よ。
カウンターを去り際に、ダンナが囁く。
「でも、戸締りは自分でしっかりやっときや。」
「何かあってもオレは知らんで。」
…。
自分の身は自分で守る。
これ、中国で生きる基本である。
そうそう。
そういや、重慶は中国では美女が多い場所として有名だそうな。
ちょっと期待して行ったワケだが…。
多いに期待ハズレ。
肌が白い人が多いだけ。
雲南とかのほうが、よっぽど顔立ち整った子とか多い気がする。
でも雲南の人は9割方色黒の子だから、中国ではあまり美女扱いされないんやろう。
美女とは何ぞや!!!
そうそう。
ついでに美女つながりで。
私が行った中で、西安が一番「逆」美女が多かった。
偶然?
AM7:30過ぎ、列車は無事、重慶に到着。
夜中眠れず、以前買ったパンを食らい尽くす。
3時間ぐらいしか寝れんかった…。
でもあんまり眠くない。
重慶の火車駅。

外は雨。
旅で大荷物抱えて雨はキツイ。
しばらく駅前でブラブラしてると小降りになった。
駅で心臓バクバク言わせてるオレがいた。
なぜって…。
そう。
ついに新疆ウイグル自治区のウルムチゆきチケットを手にしたのである。
だが、勘違いしてはいけない。
ウルムチに行けるからドキドキしているワケではない。
自分のおバカさんぶりに、ドキドキしている。
これが、その時買ったチケットだ。

中国語で書いてあるのでよくわからないかもしれない。
注目すべきは、この点である。

…。
そう。
硬座。
座るのである。
重慶からウルムチまで。
手元に時刻表がなければ、ある意味幸せだったかもしれない。
しかし、私は知っていたのだ。
重慶→ウルムチが56時間かかるという事実を。
ちなみに、超初歩的な事ではあるが、もしかすると、このブログを幼稚園入園前のチビッ子達も見ているかもしれない。
あえて説明しよう。
なんと。
1日は24時間なのである。
56時間というと、丸2日+8時間なのである。
…。
知ってて座りの席を買う。
男や。
中国語で言うところの男子漢である。
(実際はただの貧乏旅人である事は内緒にしといてほしい)
もう1つ注目。
値段。
253元。
この頃1万円は780元ぐらいやったから、換算すると3243円!
こんだけで行けてしまうんである。
その距離3358km。
…。
ちなみに北海道から沖縄まで直線距離にして約3000kmだそうな…。
スゲーよ。
スゲーね。
それに硬座するオレも、かなりスゲーかもね。
そんなワケで駅でしばし自分のしでかした事にシビレていたワケだ。
駅で荷物を預ける。
4元。
重慶を散歩。
重慶は「山城」と言われるだけあって、どこ行っても坂、坂、坂である。
ここで生活すれば、きっと自然に痩せられそうである。
重慶駅を出てすぐも結構な階段が市場へ続いている。
写真はその途中で見た看板。
宣伝している品物は…。

なに?
イカサマ用品???
「隠形トランプ」
「パスワード・トランプ」
「隠形麻雀」
「パスワード・麻雀」
…。
なんでもそろっているらしい。
階段は市場へ続く。

ここでは市場も階段だ。
ここで毎日買い物をしていると、太股がかなり太くなりそうだ。
階段を抜け、フラリ、フラリ~。
いろいろ買い食いする。
屋台で蛋餅1元。
沁園ってケーキ屋で豆腐ケーキなるものを購入。
3元。
これウメー。
沁園。
重慶ではチェーン展開してて、いっぱいある。

豆腐ケーキ。

台湾老婆餅っての0.8元。
まじー。
こんなレトロなのか何なのか良くわからない建物もある。

山城重慶は、他の中国の都市と同じく、都会と昔の街並みが同居する街である。

で、歩き疲れてマクドでコーヒーと脆香鳥9.5元。
このブログの元になっている日記メモを、トイレを済ませたマクドで書いている。
AM10:00過ぎ。
あと出発まで丸1日。
何すっかなーーー??
とりあえず近くにあるネットカフェへ。
さて。
私が四川省の山奥へ行ってた間に、結構なにやら事件が起こっているようである。
日付を見てもらえば分る方もいるだろうが、中国の反日運動である。
知り合いからメールで安否の問い合わせとかが何通か来てる。
もともと反日感情を持つ中国人がいるのは知ってたから、別に気にも留めていなかったのだが、暇なのでネットで検索を掛けてみた…。
…。
え!?
各地で一万人とかのデモ?
何それ?
ヤバくねー?
オレ旅しててえーんかい?
…。
ネットで検索したページにはご丁寧に中国の地図入りで、いついつに、どこどこで何万人、何千人規模のデモやとか、日本料理屋が襲撃されたとか、日系百貨店が襲われただの、非常に詳しく且つ分りやすく説明してある。
どうやら、シャレにならん状況らしい。
が。
何とかなるやろう。
知らん。
知らん事にする。
オレ旅したいだけやもん。
とは言うモノの、若干脳裏に何万人もの人民がオレめがけて押し寄せてくる図が浮かんだり浮かばなかったり。
ま、人間なんざちっぽけなモンで。
死ぬ時は死ぬんや。
そんときゃ、そんとき。
困る事は困った時に困ろう。
これが私のモットーである。
ネットを出てブラついてると、地下鉄の駅を発見。
乗ってみる。
一律5元。
高けーよ。
地下鉄かと思ってたら、どうやら半分モノレールのような乗り物らしい。
途中から穴を出て崖っぷちのようなトコロも走った。
駅。

電車。

車内。

大pingってトコで降りる。
402路バスで沙ping唄ってトコまで行く。2元。
そこは歩行街(ホコ天)。

若者が多い。
さすが重慶である。
栄え方が今風である。
そっから何度かバス乗ったり降りたりしながら、近くのスポットを見物してまわる。
白公館を見た。
何やら、結構歴史にゆかりがあるらしい場所。
外から見た写真。


で、中はこんなカンジだ。



火車駅方面に戻る。
腹が減ったので昼メシ。
刀削面3.5元。
またさっきの豆腐ケーキ3元。
あいかわらずウメー。
そして豆腐がつくだけあって、食べててヘルシー感がある。
あと日本のモチみたいなもんをいただく。
人民大礼堂を見にいく。

人民大礼堂…ってコレかな?
なんかホテルっぽかったけど、他にそれらしい建物が無かった。
その後、駅近辺で宿探し。
ここで反日を初体験。
宿を探し出して料金にお互い納得すると身分証を見せる。
オレなら当然パスポートだ。
もちろん日本の。
すると、ここまで来て断ってくる。
さっきまで外国人でもOKとか言うてたクセにである。
「やっぱ、ウチ外国人アカンねん。」とか
「いやー、アンタ中国語ウマイから、外国人って言ってるけど冗談やろと思てましてん。」とか。
オイオイ。
いっぺん、しばいたろか!
いっぺんで足りんなら2へん、しばいたろか!
だが、捨てる神ありゃ拾う神あり。
そこの宿のダンナ。
「何言うてんねん。日本人も中国人も同じ人やろ。泊まれ、泊まれ。泊まってけ。」
…いやーーー。
ありがたい。
今日はちょっと身に染みてうれしい言葉。
ダンナ、軍隊用のダサいオーバーを羽織っちゃいるが、イカス!
キムタクだの反町だの言ってる場合じゃねー。
ダンナこそNo.1だよ。
カッコイーよ!
そんなカンジだ。
後ろで下僕の小姐2人が「いや…、今、日本人を泊めるなんて…」とかブツクサ言っているが、ダンナは耳を貸さない。
ステキや。
しかも35元。
都会にしてはお安い。
ちなみに。
普通の旅行客が泊まるちゃんとした(高い)ホテルならこんな苦労はいらないだろう。
オレが泊まる招待所と呼ばれる安宿は本来、外国人を泊めてはいけない事になっている場所だ。
だから、こちらもアカンと言われると、ハイそうですか、としか言えないのだ。
ま、何にしろ宿が決まって良かった。
もうあたりも真っ暗やし。
寝よ、寝よ。
カウンターを去り際に、ダンナが囁く。
「でも、戸締りは自分でしっかりやっときや。」
「何かあってもオレは知らんで。」
…。
自分の身は自分で守る。
これ、中国で生きる基本である。
そうそう。
そういや、重慶は中国では美女が多い場所として有名だそうな。
ちょっと期待して行ったワケだが…。
多いに期待ハズレ。
肌が白い人が多いだけ。
雲南とかのほうが、よっぽど顔立ち整った子とか多い気がする。
でも雲南の人は9割方色黒の子だから、中国ではあまり美女扱いされないんやろう。
美女とは何ぞや!!!
そうそう。
ついでに美女つながりで。
私が行った中で、西安が一番「逆」美女が多かった。
偶然?
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